英語 【英文法基礎演習】 学習に関するQ&A|大学受験エリート

英語 【英文法基礎演習】 学習に関するQ&A

このカテゴリーでは、参考書・問題集おススメ4選を使って学習する際に、前もって知っておきたいことをIzu(いず)が質疑応答形式でお話しします。

第3回は、【英文法基礎演習(問題集の活用)】編です。

今後の英語学習にお役立てくださいね。

 

① 英文法の問題集ってたくさんありますが、選ぶポイントはどこですか?

そうですね、大学受験向けの英文法問題集ってたくさん出版されていますね。

今回のテーマは「英文法基礎演習」です。

基礎を固めるのに適した問題集は、以下のチェック項目を満たすものがいいですよ!

□ 難易度がちょうどよい(基礎固めなので難しめの問題集はこのタイミングではない)

□ 文法テーマ別になっている(不定詞・動名詞・分詞などのテーマで分かれている)

□ 空欄補充や4択問題がメインである(整序や誤文訂正はもう少し先のステージ)

□ 解説が自分にとって読みやすい(こればかりは個人の好みによりますね)

いわゆる「網羅系問題集」を選ぶことになると思います。

といっても難易度はさまざまですので、内容を確認し自分に合うものを購入しましょう。

 

② 高校で配付されたものを使っても問題ないですか。

確かに、多くの高校では2年生になると網羅系問題集を副教材として配付しますね。

NextStage、Vintage、Scramble・・・あたりが高校配付のメジャーどころでしょうか。

これらは全て「網羅系問題集」に該当しますので、充分に活用できます。

ただ、難易度は上記の例だとどれもそれなりのものですので、まだ英語が苦手な生徒にとってはハードルが少々高いかもしれません。

その場合は、もう1ランク下げた問題集をこなしてからの方がよいですね。

ある程度英文法の基礎を理解しながら学習を進めている方は、上記の問題集で全く構いません。

 

③ 問題を解いて解説のポイントを頭に入れて進めばよいですか。

ここ、重要です!

網羅系問題集のほとんどは、解説が「1対1対応」になっています。

つまり、この問題を正解するためには、このポイントを押さえましょう、のような構成です。

これを1つ1つただ頭に入れて進むだけだと、暗記に頼り過ぎる学習になってしまいます。

暗記に頼った学習だと、ちょっと形が変わった時に引き出せなくなってしまったりと、応用力養成段階でおそらく支障が出てきます。

ですので、今のご自身に合った英文法の参考書を用意し、問題集に入る前に1つ1つ重要テーマをまずは理解します。

重要テーマを1つ参考書で理解したら、それに対応する問題を全て解き、理解に必要知識を上乗せする学習が理想的だと思いますよ。

参考書で理解→基礎問題演習→参考書で次のテーマを理解・・・のループを基礎固め時は心がけてください。

 

④ 直接書きこんでもいいですか。それとも解く用のノートがあった方がいいですか。

ぜひ、専用のノートを用意してください。

というのも、基礎固め時においては1冊の問題集を1周やって終わり、ではありません。

ですので、解く用のノート的なものを用意し、1回目、2回目、など分かるようにノートで解き進めてください。

そして、問題集には例えば、「1回目に間違えた問題は赤で×」、「2回目も間違えた問題は青で×」など、自分でルールを決めて印をつけるようにしましょう。

何周するかは時期によっても変わりますが、目安としては「×印が1割未満」な状態を、選んだ問題集で作りたいのです。

何周もやれば、正解を覚えてしまうかもしれません。

でも、それでもいいんです!

正解を覚えているということは、そのポイントが頭に入っている訳ですからね。

これでもかというくらい1冊の問題集に取り組み、そこから新たに学ぶものが何もないくらい、ボロボロになるまで使いましょう!

 

⑤ 間違えたポイントはマーカーを引くなどしておいた方がいいですか。

もちろんです。

印象付けは大事になりますので、ぜひ解説の該当部分にマーカーを引いて「ここはチェックした」という証にしてください。

次回も同じ問題で間違えた場合、「あ~ここ前回も間違えたか」と分かることも大事ですのでね。

加えて、使っている参考書の該当ページにもマーカーないしポイントを付け加えるといいと思いますよ。

参考書にも「ここ問題集でやった!」という証を残すこともまた、読み返す際に役に立ちます。

参考書と問題集をリンクさせながら進む意味は、ここにもあるのです。

ぜひ、ご自身だけの「最強の英文法参考書」を、問題集から要点を拾って完成させていってくださいね。

 

⑥ 入試まであまり時間がないのですが、それでも何周もやった方がいいですか。

やらなくていいです、とは言いづらいですね。

そこは「工夫」を加えましょう。

例えば、1周目は普通にやるとして、2周目は「間違い印のついた問題だけ」などとするのもいいかもしれません。

ただ、その場合、1周目で「たまたま正解した」問題をスルーしてしまうリスクがあります。

ですので、1周目は「正解したが根拠があやふやな問題」には△印をつけるなどし、2周目にスルーしないような目印をつけておきましょう。

もちろん、これは次善策になります。

基礎固めにおいては、分かっていても確認で解くことも重要になりますからね。

その意味でも、英文法の基礎固めは早めに終わるよう学習計画を組みましょう!

 

以上、よくある「英文法基礎演習(問題集の活用)」に関するQ&Aでした~!

今のご自身の学力に合う、使いやすいと思えるものを見つけ、1冊を何周も繰り返すことで揺るぎない土台を築いてくださいね!

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