現代文 【全カテゴリー共通】 学習に関するQ&A|大学受験エリート

現代文 【全カテゴリー共通】 学習に関するQ&A

このカテゴリーでは、参考書・問題集おススメ4選を使って学習する際に、前もって知っておきたいことをIzu(いず)が質疑応答形式でお話しします。

第9回は、現代文【全カテゴリー共通】編です。

これからの現代文学習にお役立てくださいね。

 

① 高3になるまで現代文は特に何もしなくていいですか?

確かに、本格的な現代文の入試対策に入るのは高校3年生からでいいと思います。

現代文が必要、ということは、おそらく文系志望ですよね。

高校2年生までの優先順位は、英語、次いで古文の基礎固めとなりますでしょうか。

そして選択科目ですが、科目が決まり次第少しずつ入試を意識した学習は始めましょう。

おっと、現代文は?ということになりますよね。

確かに、高1~高2時の優先順位は高くはないです。

ですが、高3になるまでにやっておいてほしいことが1つだけあります。

それは、【語彙力の強化】です!

語彙力強化におススメな参考書を4冊、このサイトでも紹介しています。

英単語・古文単語と同じで、少しずつ知識を増やしていってください。

現代文は、特に「論説文」において、普通の会話では使わないような言葉が出てきます。

内容を理解する上で、用語の知識は不可欠となります。

高3で悠長に語彙力強化をやっている時間はないので、早いうちに1冊を通しで学習しておきましょう!

 

② 現代文読解の学習は、解いて丸をつければいいですか?

それだけでは不十分です。

というよりも、やった割に得点力はつかないですね。

まず「解く」よりも前に「正解の導き方」、つまり解法アプローチを学んでください。

文章を読んでどのような感想を持つかは人それぞれですが、入試現代文は答えが決まっています。

ですので、正解を導ける思考を鍛える必要があるんですね。

そのための効率のよい学習が、「思考を真似してみる」ことです。

正解へのアプローチが詳しく解説されている本でまずは「正解を導く思考」を習得し、同じような思考をできるようにしましょう。

このサイトでは、現代文【解法の理解】というカテゴリーで4冊ご紹介しています。

自己流で解くのではなく、プロの解き方を真似ることから始めてみてくださいね!

 

③ 高3(文系)の場合、現代文にどれくらい時間をかけるべきですか?

昔、とある現代文の大先生がこうおっしゃっていました。

「現代文は受かる原因にはならないが、落ちる原因にはなる。」と。

つまり、入試で大きく足を引っ張らなければいい、くらいの割り切りも必要です。

現代文はどうしても得点が安定しにくい科目でもあるため、最小限の学習時間で最大限の効果を上げたいですね。

ちょっと話が逸れました。

現代文に費やす時間は、大学入試勉強時間の「1割」程度です。

文系志望の方は、高3時は英語と選択科目にたくさん時間をかける必要があります。

国語で学習時間の2割、うち半分を現代文、そうすると上記の「1割」になります。

ですので現代文は、曜日・時間を決めて進める受験生が多いです。

その中で効率よく力をつけていけるよう、間違いのない学習法で進めてくださいね!

 

④ 解法理解を終えて演習段階に入ったのですが、制限時間は厳守ですか?

さあここからは、ご自身の現代文へのアプローチの精度を高める段階に入りますね。

コツがつかめてくると、現代文の問題を解くのが楽しくなってきたりもします。

このサイトでは、【演習①】・【演習②】と、2段構えにしています。

まずは解説云々の前に、大事なことから。

演習①の段階では、制限時間を気にせず納得のいくまで考え答えを導きます。

そして演習②の段階で、制限時間内に解く訓練を加えてください。

手本通りに考えようとしても、最初はあれこれ悩むことが多いと思います。

その過程もまた、ご自身の思考力を鍛えているんですね!

ですので、演習①では時間なんて気にせず、好きなだけ考えて答えを出してください。

いくら早く読んでも、半分「なんとなく」で解いてしまっては現代文の得点はいつまでたっても安定しないですからね。

演習②に入る頃にはだいぶ「現代文」の思考ができるようになっているはずですので、そこで制限時間を意識した訓練をしましょう。

 

⑤ 解法理解を終えて演習段階に入ったのですが、解説はどう活用しますか?

解説の正しい活用、ここが現代文学習の肝になります。

これは【演習①】・【演習②】の学習段階どちらにも共通します。

問題を解き終わったら、まずは採点をしますよね。

その時、すぐに解説は見ないでください!

解説を見たら、「なるほどそう言われればそうだな。」と納得できると思います。

大事なのは、解説に近い思考ができるかどうか、です。

ですので、採点をして間違えた問題は、答えが分かった状態「それが正解になる」理由づけをしましょう

それが終わったら、正解した問題も含めてご自身のアプローチがズレていないかを、やっと解説を読んで確認します。

これを繰り返すことで、解説に近いアプローチができるようになっていきます。

ですので、解いた後の「理由づけ」は面倒に思わず、たっぷり時間を使ってください。

ここにこだわった学習をすることで、現代文の得点も安定してくるものです。

ですので、「解説が詳しい」問題集であることがマストです!

このサイトでも、【演習①】・【演習②】どちらも4冊ずつレベル別におススメ問題集を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

以上、よくある現代文の「全カテゴリー共通」のQ&Aでした~!

限られた時間できっちり力をつけられるよう、正しいやり方+ご自身の目指すレベルに合った問題集で進めていってくださいね。

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